2009/07/27

思考を、文章を「自分」ではじめる・・・

皆様、いかがお過ごしですか?暑中お見舞い申し上げます。

オーストリーは、一週間ほど35度を越す日々がありましたが、その後朝夕めっきり涼しくなり、もう秋の気配?みたいな感じになっています。

2度めのバラの開花の時期を迎え、散歩に出かけると、あちこちからバラの香りがして目にも鮮やかです。オーストリアの家庭もお花の好きな人が多く、ベランダに横長のプランターなどを置いて、カーテンのように下がっている綺麗な花々を見るだけでも、お散歩するのは楽しいです。

さて、お散歩をしながら私は体を開放すると同時に、いろいろな思いも開放することを心がけています。一人になって、ぶらぶら目的もなしに歩いていると、自分の中に人間関係が毛糸球のよう「思考」となってからまっているかがわかります。

一人で散歩をするときは、そんな自分を解放する良い機会です。



私たちは日頃、どんなに自分のことよりも「人のこと」を考えていることでしょう。。。
家族で、職場で、学校で、・・・人の立場に立ってしまっているのです。

彼は、彼女は何を考えているのだろう?

あなたは、どう感じているのだろう?

あの人は、何を持っているのだろう?

この人は、私をどうしようというのだろう?

幼いころから、外側から自分を判断するように教育されてきたのですから、そして、社会環境がそのようなのですから、その思考、信念の基に思いをめぐらすのは、当然かもしれません。

この「外側から何かを受ける」ということが人間関係で主になると、最初はお互いに親切で、やさしい関係のように感じますが、だんだん関係を維持してゆくのが大変になってきます。

「あなた」が主の関係は、「自分」のいない関係になりますから、心もとなくなるのは必然かもしれません。

さて、そこで・・・。

では「自分」を主に置いた生活を始めるのは、1つの人間関係の構築に役立つのでは、と考えるのです。

「自分は、何を考えているのだろう?」

「自分は、なにを感じているのだろう?」

「自分は、何を持っているのだろう?」

「自分は、何者でいたいのだろう?」

何にしても、最初に自分という言葉を主語にして、思考、文章を始めるわけです。

このことを続けていくと、人からされている感覚がずっとすくなくなってきます。

何事も、自分が決め、自分がしているのだ、という自覚が出来てきます。

この思考の転換を図るとき、注意すると良いことがあります。
それは、「自分」ではじめた文章を「肯定形」にすることです。

たとえ否定形にしてしまっても、後で打ち消せばよいです。
そこでマイナス思考は、打ち消されますから。


さあ、すこしづつ「自分」に戻りましょう・・・。

きっと次の瞬間のあなたは、少しこころの隙間が広がっていることでしょう。


皆様の毎日が気づきに満ちていますことを願っています・・・





美愛







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