
僕たちはみな身体という乗り物を運転しながら、僕たちが行きたいところを目指して進んでいるドライバーです。
僕と美愛は自分も運転しながら、このブログを見てくださっているあなたに、運転のコツや僕たちがどこを目指して進んでいるのか、それはなぜなのかをお伝えしています。
今日も僕たちのブログをごらんくださって、ありがとうございます。
仁です。
今日は車、じゃなくて、身体の運転をしばらくのあいだ止めて、今までに何度か取り上げた「鏡の法則」についてお話ししましょう。
あなたのお気に入りの飲み物を片手に、お気軽におつきあいくださいね。
なんでも使いはじめたころには珍しくて、それがなにか特別なもののように感じられるものです。
携帯電話、パソコン、携帯音楽プレーヤー、ディジタルカメラ。
今までなかったものがどんどん出てきて、最初は使い方もわからなくて、うれしいのだけれどとまどったりもして。
そんなものも今ではすっかり暮らしの中にとけこんで、あるのが当たり前に感じていますね。
スピリチュアルと言われているカテゴリーのものも、そんな新しいものの一つなのではないでしょうか。
僕と美愛がふたりで綴っているこのブログも、特にスピリチュアルだとは銘打っていません。
パソコンが職場や家庭に入って来はじめたころ、ほんの少しだけ先にパソコンを使い始めて、あとから使い始める人に操作のしかたを教えられる人は、すごいな~と言われたものです。
スピリチュアルと言われていることも、そうなのではないでしょうか。
「鏡の法則」も、ほんの少し前までは知っているのは一握りの人で、主にスピリチュアルなことに関心がある人に限られていたように思います。
スピリチュアルなことに関心を持っている方だけが知っていた「鏡の法則」も、新しいツールと同じ、だんだん当たり前のこととして認められてきていると僕は感じています。僕たちが身体だけの存在ではない以上、特にスピリチュアルだと断らなくても、自然に受けとっていただけることなのだと。
ずいぶん前置きが長くなりました。
今日若い友人と食事をしながら、彼の新婚生活について話を聞いていました。
彼は奥さんのくどいところがどうしても許せないと感じているけれど、いくら言っても変わらないものだから、こんなものなのかなってあきらめていると言っていました。
彼から聞いた状況はこんな感じです。
・奥さんは、彼が言ったりしたりすることで気になることを、くどいほど彼にやめてほしいと言う。
・それは彼に対してだけではなく、彼女の同僚にも、彼女の友人に対しても、彼女の両親に対しても同じだろうなって思っていて、彼はそれが奥さんの役に立たないと思っている。(彼の両親は早くに亡くなっています)
・彼は奥さんがくどいほど彼にやめてほしいと言うのがいやで、ときには怒ってしまうこともあるから、彼女にそうしないでほしいと伝えるのだけど、聞いてもらえない。
この話を聞いて僕は彼に伝えました。
仁 :「奥さんがしてほしくないことをくどいほど伝え続けることが彼女のためになるかどうかは、奥さんが決めることだよ。この話でたいせつなことは、あなたはこれは奥さんのことだと感じているけれど、実はあなたのことなのだということ。」
彼 :「 ? 」
仁 :「あなたは、くどく言い続けるあなたのすがたを奥さんに映して見ているの、わかる?」
彼 :「僕が見ているのは、僕のすがただということ?」
仁 :「そうだよ。あなたは自分が受け入れられない自分のすがたを奥さんに見ているんだよ。」
彼 :「 ? 」
仁 :「この世界はあなたのすがたを映すためにある。僕もあなたのすがたを映してる、今ここでこうして。」
彼 :「それはわかるような気がするな。」
仁 :「自分のことを今よりも深く受け入れられるようになると、ほかの人のことも今よりもよくわかるようになるよ。」
彼 :「それじゃ、今僕がどんな気持ちなのか、わかりますか?」
仁 :「今あなたはね、こんなはずじゃなかったはずなのに、奥さんと気持ちを通わせられないことを残念だと感じていて、こんなものだったのかな、これもしかたがないことなんだなってあきらめてる。だからこころは落ち着いているはずだよ。」
彼 :「そのとおりですね。そのときには怒ってしまいますけれど。」
仁 :「いいんだよ、怒って。今のあなたにはそうすることが必要なのだから。」
彼 :「必要なんですか? これが」
仁 :「うん。あなたがこのことをもうじゅうぶん経験して、もういいと感じたら、自然に次の段階に移るからね。」
彼 :「そんなものなのかな。」
仁 :「それは、あなたがあなたのことを受け入れられるようになるためじゃないかな。僕たちは自分を受け入れられる分だけ、ほかの人のことを受け入れられるから。」
今日のエントリーは、思いの外長くなってしまいました。
鏡の法則については、また書きたいと思います。
この世界にあるものは、この世界に起こることはすべて、あなたにあなたのすがたを映して見せてくれているのだと僕は感じています。
あなたはこのエントリーをご覧になって、どんなあなたを見たのでしょうか。
仁
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