2009/12/12

愛のメール




美愛。



僕たちは、あらゆるものがあるこの世界に、僕たちが見たいものを、僕たちが見たいように、見ている。


身体はとおく離れたところで暮らしていても、同じものを見ている人たちがいるし、抱き合っているときも、違うものを見ている人たちがいる。


同じものを見ているのがいいのではなければ、ちがうものを見ているのがいいのでもない。

僕たちが自分の外の世界に見るものは、すべて自分の内にあるもの。


美愛が僕の目を通して外の世界を見ているのは、美愛の中に僕がいるから。


美愛が僕の目を通して美愛を見ているように、僕は美愛の目を通して僕を見ている。

僕の中に、僕の中心に、美愛がいるから。



そうであるものを、そうであると認められたとき、そうじゃないものをそうじゃないと認められたとき、僕たちはほんとうの自分でいる。



ほんとうの自分じゃない自分も、ほんとうの自分だと気がつく。



僕は美愛をとおして愛を感じてる。



美愛だから、素直になれるんだよ。 


ありがとう、美愛。


美愛を愛しているよ。





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