美愛。
僕たちは、あらゆるものがあるこの世界に、僕たちが見たいものを、僕たちが見たいように、見ている。
身体はとおく離れたところで暮らしていても、同じものを見ている人たちがいるし、抱き合っているときも、違うものを見ている人たちがいる。
同じものを見ているのがいいのではなければ、ちがうものを見ているのがいいのでもない。
僕たちが自分の外の世界に見るものは、すべて自分の内にあるもの。
美愛が僕の目を通して外の世界を見ているのは、美愛の中に僕がいるから。
美愛が僕の目を通して美愛を見ているように、僕は美愛の目を通して僕を見ている。
僕の中に、僕の中心に、美愛がいるから。
そうであるものを、そうであると認められたとき、そうじゃないものをそうじゃないと認められたとき、僕たちはほんとうの自分でいる。
ほんとうの自分じゃない自分も、ほんとうの自分だと気がつく。
僕は美愛をとおして愛を感じてる。
美愛だから、素直になれるんだよ。
ありがとう、美愛。
美愛を愛しているよ。
仁
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