今週に入ってオーストリーは秋を飛び越えて、一気に冬になってしまいました。雪のちらつく日もあって、朝起きてすぐに暖炉に火を入れる日々が続いています。
みなさんのところはいかがでしょうか?
先日私は、ウィーンの傍にある古い町「ラクセンブルグ」に行ってきました。今回は、「中世の騎士のパフォーマンスと市」を見に。
その催し物は、この広大な公園の中の一角、古いお城の傍で開催されていました。何もかも映画に出てくる中世のままの町みたいに作られてあり、参加している人の雰囲気も、物腰もそのまま、・・・という感じ。
このラクセンブルグ、初めてではなくて今回が2度目になります。1度目は、過去の記憶をまざまざと思い出したものになりました。
仁チーフも、このところ色々な過去の記憶に「今」遭遇し、その感情を時を越えて味わっているようです。
そのことについて4回にわたりお伝えしていきたいと思います。
それでは、第一回目、お楽しみください。
美愛
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美愛: 深山路や暁かけて鳴く鹿のこゑすむ方に月ぞかたぶく(土御門天皇)
これは、百人一首に載ってなかった?
仁: あったような気がするね。はっきりと覚えていないけれど。
ね、ロマンティックじゃない?
美愛: うん、とっても素敵。 趣があって、うっとりするわ~。
仁: うん、しっとりとしているね。やさしい人だったんだろうなあ。美愛は僕の過去だと言ってくれているし、実は僕もそんな気もするけれど、確信はしていない。もしかすると、これから思い出すことがあるのかもしれないね。
美愛: なんだかね、懐かしい感じのする人は過去にその人だったことが多いものよ~(^^)。ね、神との対話にも載っていたけれど、1つの魂は分割することもあるって、私は全く疑ってないわ。
仁: うん、ほんとうにそうだったのかもしれない。美愛が言ってくれる前から、そうなのかなって感じてたけど、自信がないから黙ってた。そうだね、100%じゃなかったかもしれないね。一部分。
美愛: 私はラクセンブルグに住んでいたマリア・テレジアの長男の妃、
パルマ公女イザベラだった気がしてならないのだから・・・。
仁: そうだ、教えてね。美愛は御所神社の写真を見てくれたの?
アイルランドで生まれた人? イザベラさん。
美愛: 北イタリアがフランス領だった頃のこと。彼女は、19歳でヨーゼフ2世に嫁いだのよ。
仁: そのころのヨーロッパ史は、ほとんどわからない~。どんな人生を過ごされたのかな。
美愛: うん、見たわ、御所神社の写真。辛い思いがひしひし伝わって・・・。でも、なくなったときには、あの神社はなかったのね。
仁: うん、二つの話が同時進行するけれど、わかるからかまわないよ。天皇が亡くなったときには、当然あの神社はなかった。
僕は、ことばにはできないけれど、昨日あの場所にはじめていったときに、なんとも言い難い、初めて味わう、うううん、初めてじゃない感覚が、あった。つらくなはなかった。
美愛: 彼女は、歌もピアノも凄く才能があって、サロンでよく歌っていたのですって。哲学に造詣が深くって、死後の世界を固く信じてたの。 女児を2人。2人目は彼女自身がペストを患っていたから死産で、22歳で出産してからやはりなくなったの。
どんな感覚だったの?
仁: このあいだ、ラクセンブルクに行っていて、騎士のパフォーマンスを見なかったって言っていたね。
作り物のような気がするって。今それを思い出してた。ここで言うのは早いかもしれないけれど、美愛は彼女に、僕が天皇のお気持ちに共感しているように、自分の気持ちのように感じるところがあったんじゃないのかな。
そう、僕はそのとき、いつも自分だと感じている自分とはちがう自分のように自分のことを感じてた。あきらめかな、哀しさかな、つらいことも苦しいこともなくて、からっとした気持ち。僕は今までにもその感覚を何度も、この人生で味わっていたことに気がついたよ。
美愛: ネビル・ロウさんの過去生セラピーをしてね、古いお城のあるところに降り立ってた・・・。
小さな川が流れるところに降り立って、木立の中を馬で綺麗なタフタの洋装をした男性が近づいてくるのが見えたの・・・。向こうに大きなお城があって・・・。そして、最後は、死ぬ場面ね、大きな暖炉のあるベットの在る部屋で、よこにゆりかごがあったのよ、でも誰も傍に居なかった・・・。どんどん力が抜けて、ああ、死ぬんだわ・・・。って。
そのセラピーをした後ね、ラクセンブルグに初めて行ったの。この間は2回目ね。
初めて行った時は本当に驚いた、私がセラピーで見たお城の小道にそっくりな感じで・・・。そして、さらにその後、「ハプスブルグ家の女たち」というう本を読んだのよ。
読んでいるうちに彼女の写真にであって、「この人知ってる~、懐かしい」って・・・。それで、その女性について読んだの。その人はイザベラで、それがさっき書いた部分だった。
あ、もしかしたら、このアレルギーはそのときのイザベラのペストに関係あるのかな?あの時も、最初に行った時ね、このアレルギーを患ってた。
仁さんは、天皇のことを懐かしく感じていたのではない?
次回につづく・・
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先日まで良い香りをただよわせていたキンモクセイも、今年のシーズンは終わって、日に日に秋が深まっていくようです。
僕は、いのちは生まれ変わりながらずっと生きていると思っていますが、そのことを実感したことはありませんでした。
今回初めて自分の身でそのことを経験して驚いているというのが、正直な気持ちです。
今回は「過去生の記憶について」、このテーマで話し合った僕と美愛の対話を合計四回に分けて、あなたにお届けします。
僕は今も、対話の中で話しているように、過去世の自分と再会したという実感がないのですが、この経験をしてから、過去に味わっていた感情を今も繰り返して味わっていると感じることが増えました。
僕がいつどこで、誰だったかは今もわかりません。
しかし、いつどこで、誰だったとしても、僕は同じような感情を繰り返して味わっている。
僕は今、そう感じています。
そしてそれは、ほんとうの自分に向かって進んでいくためだと、実際に人生を重ねるごとにほんとうの自分に近づいていると実感しています。
それでは「過去生の記憶について」でまたお会いしましょう。
仁
2009年10月24日追記 仁
このブログに書くには長くなりすぎますから、土御門天皇のホームページを作っています。
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2 件のコメント:
興味深く読みました。
計4回、とても楽しみにしています。
花
花さんこんにちは。
ブログだと長くなりすぎますから、土御門天皇のホームページを別に作りました。
アドレスを追記しておきますから、ごらんになってくださいね。
今そのホームページを書いているところです。
仁
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